• 今井内科小児科医院の画像 (内科・小児科)
  • 継承開業中におけるダイナミクス導入

    今井内科小児科医院

    内科・小児科

    今井 真先生

導入インタビュー

院長である父と一緒に診療所をやっております。
内科だけなく、小児科や在宅医療(看取り含む)、時には皮膚科や外科処置なども行ういわゆる町医者です。
ダイナミクスには会計業務とレセプト業務という事務処理の部分と電子カルテの機能が備えられています。
当院では、事務員が会計業務、私はレセプト業務と電子カルテ機能で使用しておりますが、コンピューター音痴の父は、紙カルテに記載し、受付で私が紙カルテを見てカルテ入力をしています。

紙媒体をなくし院内改革

診療所を切り盛りする上で、事務作業と診療の効率化を考えるようになりました。

紙カルテを事務員が探して診察室に運び、そして診療後、紙カルテをもとに会計事務をする。合間に患者さんの電話問い合わせに応じる。

人員が足りない当院では、ヒューマンエラーが起きやすいと考えるようになりました。

この紙カルテの出し入れをなくしたら事務作業の効率アップに繋がる、このような発想で、2011年からダイナミクスを電子カルテとして使用しました。

しかしながら、他院からの紹介状や検査結果などは紙ベースですので完全なペーパレス化にはなりません。

他の先生方がファイリングソフトの有用性を訴えられる気持ちがはじめてわかりました。

まだ父も診療しておりますので、紙ベースの資料は残っておりますが、父が引退すれば完全ペーパレス化にしたいと考えています。

ダイナミクスユーザー同士のサポート

ダイナミクスのサポートは、いわゆるメーカーさんを電話で呼び出して、後はうまいことやってもらう、というものではありません。

自分で、ホームページやメーリングリスト(ML)で出回る情報を通じて改良改訂に備えるというものです。これがコストダウンの一要因でしょう。

質問もサポート電話窓口、MLで出来ます。

質問を電話でうまく伝えられない場合、内容をよく理解したい場合はML、即時性を求めるときや事務の方が問い合わせるときは電話窓口での問い合わせですね。

私はPCのスキルはありませんが、ネットのコミュニケーションについてある程度知識経験がありましたので、MLの特徴がわかっております。
MLは質問がすべての登録者にオープンとなりますので私の感覚にはどうしてもあわず、「ダイナミクスSNS」でわからないことを書いたり、まとめを書いたりし、私の日記に興味のある先生がコメントを残してくださるという形で疑問点を解決しました。

ダイナミクスユーザーでSNSに登録されておられる先生方もML同様互助精神にあふれた方々です。私もお世話になりましたので、現在微力ながら初心者の先生の助けになるべく書き込みしております。

ネットは実際に顔を合わせてコミュニケーションを取るわけではありませんのでエチケット(ネチケット)が必要です。質問に答えてくださる方は同業の医師です。
お互いの立場を尊重しそして助けあう心が最低限必要です。

自分でしようと思わない先生や、問題が起きればメーカーさんに「教えろ」「やれ」というタイプの先生には不向きなレセコンだと考えます。

PCの知識はあまり関係ありません。そこが本当のハードルだと個人的に思うのですが、言い過ぎでしょうかね。

以上が私のダイナミクス利用の実際です。