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泉谷こどもクリニック 泉谷 徳男先生
小児科でのダイナミクス

開業して9年目に入る小児科単科クリニックで、開業当初からダイナを導入しています。
小規模なクリニックのため、カルテ保管場所を大きく取れない、カルテ取出しに時間と人手を取りたくない、情報検索と集計に有用と考え電子カルテの導入を当初から決めていました。
ダイナの選択理由は他社製品と比べて費用が安価であることと使い勝手の良さでした。
ダイナの画面にはボタンがたくさん並んでごちゃごちゃした印象を受けますが、ボタンの配置はよく考えられていて、2,3のボタンをクリックするだけでひとつの処理が終わってしまうので、1人当りの診察時間が少ない小児科では特に有用です。
小児科では年齢や体重ごとに薬剤の投与量を細かく設定する必要がありますが、ダイナでは簡単に出来るようになっています。
導入後に気づいた点が2つあります。
そのひとつはダイナがマイクロソフトアクセスで動き、しかもデータ構造がオープンなので、アクセスの知識が少しあれば、データの内容が理解できることです。
データ構造がオープンであること(患者データがどこにあるのかがわかること)はユーザにとって大きなメリットです。
使い勝手をさらによくするために独自にカスタマイズすることが可能です。また、使用中の電子カルテが不満で他社に乗り換えようとしても、患者データの移行に、大幅にコストがかかり、がまんして使い続けているという他社のソフトの例を耳にしますが、ダイナのようにデータ構造が公開されているとその心配は少なくて済むでしょう。

もうひとつはダイナユーザによるメーリングリストです。
そこで自由闊達な議論がなされ疑問点をメーリングリストで質問すれば他のユーザから短時間で答えが返ってきます。
またこれらのユーザの声が次回のバージョンアップに反映されます。
最近のバージョンアップでは新規導入のワクチンに対応して接種歴の記載が充実しました。また、 紙カルテと比べた電子カルテの欠点は見通しの悪さだと思います。
患者の過去の経過をみる時に紙カルテであればぺらぺらめくるだけでいいのが電子カルテではスクロールしなければなりません。
ダイナでもときどき要約をまとめて書き込んでおく工夫が必要です。
ダイナを使っていて少し手間のかかることはその点ぐらいです。
最後に、これから導入を考えておられる方は、ダイナユーザーの診療所の見学を是非お勧めします。 見学が可能な診療所のリストはダイナ研究会のHPにあります(ちなみに、当診療所も入っています)。


